kazuhiro nishijima
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西島一洋が舞台美術と題字/名古屋能楽堂でパンク歌舞伎「天守物語」2015.12.19(土)~23(水祝)-全6公演-
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西島一洋が大須の七ツ寺共同スタジオにて行為。2015年11月11日(水)、12日(木)。
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西島一洋が円頓寺にて行為。2015年11月7日pm5:00頃の日没より。
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西島一洋が「アートじゃない/どうでしょう」にて行為。2015年8月1日(土)19:00start/名古屋鶴舞KDハポン。
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西島一洋が舞台美術。「姥捨」名古屋大須の七ツ寺共同スタジオ。2015年6月18日(木)~29日(月)。
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2015年6月4日午後1時より、西島一洋が「六四追悼儀」を行う。
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西島一洋が名古屋長者町で行為。2015年4月26日(日)AMRフェス2015
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12月6日、当日の西島一洋の行為「原記憶交感儀」について。非公開のため、秘儀、密儀となります。
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西島一洋が舞台美術。 名古屋大須の七ツ寺共同スタジオ。 カゲキカブキ「四谷怪談」。 2014年11月17日(月)~30日(日)
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西島一洋が岡崎で行為。「シーマンことYouhei Shimadaさんの企画」
2014年10月19日(日)に
定林寺(じょうりんじ)にて。

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2014年6月4日午後1時より、西島一洋が「六四追悼儀」を行う。自宅前方丈庵より裸足で歩く。
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西島一洋が「ひかりごけ」の題字と舞台美術。2014年4月29日まで七ツ寺共同スタジオで。
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行為∞思考Ⅱ
PERFORMANCE&TALK
一宮市/島崎「織部亭」
2014年2月23日(日)

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西島一洋が林裕己と対談。行為について。名古屋長者町トランジットビルB1。2013年7月21日(日)13:00-17:00。
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西島一洋が「お熊空唄」の舞台美術。七ツ寺共同スタジオ/2013年6月28日(金)~7月7日(日)。
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西島一洋が津島宗念寺にて行為。ザラメ展の最終日2013年5月6日(月/祝)。
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西島一洋がイベント「広く晴れた空へ」で行為。2013年4月21日(日)名古屋新栄「空色曲玉」にて。
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φの部屋にて。2013年4月13日。体現/原記憶交感儀「泥の河」:開始の儀。行為:西島一洋、立会人及び撮影:林裕己。
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西島一洋がピーカァブー(いないいないばぁ~)vol.4にて行為。名古屋KDハポン/2013年4月4日(木)。
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西島一洋が「紙技百藝」に出品東京2013年2月8日(金)~10日(日)HIGUREにて、名古屋2012年9月6日(木)~9日(日)時折にて、京都2012年8月23日(木)~26日(日)雅景錘にて、
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西島一洋が舞台美術と題字/名古屋能楽堂でパンク歌舞伎「逆夢」2012年
12月21日(金)~24日(月)

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西島一洋が岡崎で行為。「木と人と心」2012年10月27日(土)に定林寺(じょうりんじ)にて。記事詳細≫

◆西島一洋が下記イベントにて行為。「漂泊者たち2/アンダーグラウンドの片隅から」/フォルツァ総曲輪(富山)/2012年7月13日(金)~14日(土)」記事詳細≫

◆西島一洋が「大須ドン底」の舞台美術。2012年7月1日(日)~9日(月)七ツ寺共同スタジオ。記事詳細≫

◆「村山槐多追悼交信儀」を行なう。西島一洋。日時場所未定ですが、決まり次第お知らせします。記事詳細≫
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◆西島一洋が鶴舞で行為。/『人心-HITOGOKORO- ふたたび』: K・D japon (ケーディーハポン)にて/2012年3月11日(sun)記事詳細≫
◆西島一洋が富山で行為。「漂泊者たち/アンダーグラウンドの片隅から:2012年1月14日~16日」。西島の行為日は1月15日フォルツァ総曲輪にて。ワークショップは1月16日富山大学にて。記事詳細≫
◆西島一洋が「パンク歌舞伎:リア王」の題字と美術。2011年12月22日(木)~25日(日)名古屋能楽堂。公演詳細≫
◆ 西島一洋が書(パンク歌舞伎マクベスとリア王の題字のための習作)を数百点出品。アクテノン「原智彦現場の力」展。2011年11月4日~12月25日。展覧会詳細≫
◆西島一洋が覚王山で行為/2011年9月25日(日)『餃子記憶交感儀』ギャラリー人間の扉にてthe Gate of Human/詳細≫
◆西島一洋が八事で行為/2011年9月11日(日)『人心-HITOGOKORO-』八事POPCORN(2F)/詳細≫
◆西島一洋が大阪で行為/2011年9月3日(土)/『PERSPECTIVE EMOTION WEST 2011』/浪速区KARAKURIスタジオ/詳細≫
◆西島一洋が奈良で行為/『Poèac(ポエアク)vol,003』/2011年7月2日(土)19:00/スタジオワルハラ(JR奈良駅すぐ) 詳細≫
◆西島一洋が大須で行為/2011年6月18日(土)/『想ヒ出キャベツ』の最終シーン「高架下の楽園」(20:18-20:38) 詳細≫
◆西島一洋が『peace nine 2011』に出品/2011年5月20日(金)~25日(水)名古屋芸術大学美術学部内ギャラリーにて/詳細≫
◆西島一洋が空間美術/名古屋能楽堂でパンク歌舞伎「マクベス」2010年12月/詳細≫
◆西島一洋が行為/2010年11月14日(日)一宮織部亭:林裕己写真展「表現と家族」の最終日/詳細≫
◆西島一洋が行為痕跡を出品/『アート&エコ マッチングプロジェクト』名古屋市民ギャラリー矢田2010年10月19日(火)~24日(日)/詳細≫

◆西島一洋が行為/『言葉ズーカ その17』2010年8月13日名古屋ミュージックファーム/詳細≫
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三澤真也氏(東京在住)からのお便りです。


フィリピン、


インドネシア感想



三澤真也 Shinya Misawa

05 Shinya Misawa 4

 フィリピン、インドネシアから帰ってきて以来、よく絵を描く。よく寝る、みたいに。夜絵を描いていると夜風に気が触れて、ふと筆が止まって考える。「結局のところ人生は、生きているということでしかないんだろう。ただ花が意味もなく、精一杯咲こうとするのとおんなじなんだろう。」

 絵を描くのに疲れた夕暮れ時、霞の空に浮かんでいるおっ月様を眺めていると、花粉蛍がぼんやりと僕の部屋の窓から入ってきて、僕の鼻をかすめる。すると線香花火がはじけたみたいにパッとなって、ふと僕は花の匂いに気づかされる。それでなんとなく考える。
 
 「そうか、この花の匂い香る僕たちの世界とアンドロメダ輝く壮大な宇宙は繋がっていてひとつなんだ。僕たちが花の香りに微笑し、空を美しいと思い、友達と笑っているこの世界と、宇宙はひとつなんだ。そして、その果て知り得ぬ全体の中で、僕らが生きている人生はほんとに束の間の一瞬なんだ。けれどもそれゆえに、その刹那のきらめきのなんと愛しいことか。

 「儚きこと、 これ良きかな。」(稲垣足穂)

 僕たちはこの儚き一瞬の輝きを、複雑化する世界のシステムに足を捕られて、その人生の煌めきの中にすべての色を反映させる前に燃え尽きてはならない。システムに屈してはならない。なぜなら人は人間らしく生きるべきであり、そういった意味において、人生は楽しむものだから。

三澤真也フィリピンインドネシア感想003

 今回のツアーのなかで、僕たちはフィリピンのマニラにあるトラッシュマウンテンと呼ばれるゴミの山へ行った。そして、そのゴミの山と共に暮らす人々を見てくることができた。彼らの暮らしはもちろん物質的にはギリギリであろうし、ゴミに汚染されたその村で暮らす子供たちの中には、(おそらく汚染によって)頭が禿げてしまっている子供などもいた。

 それでもそこに暮らす子供たちはよく遊び、笑っていた。そんな彼らの暮らしを見ながら、今の日本の社会の様子を考えると、僕には今の日本の精神的な貧しさも物質的な貧しさと同じくらい深刻な問題であると感じられた。

三澤真也フィリピンインドネシア感想002

 今日本の社会では子供が殺人事件を起こしたり、自殺も多くて、そんな子供たちを「今の子供たちは何を考えているのか分からない。」とかテレビなんかではよく言っている。けれども、それは子供が変わったわけではなくて、社会のシステムが変わったわけで、子供はいつの時代も本当は美しく咲きたいと願っている花たちなのだと思う。それは別に子供だけではなくて、大人だって人はみんな同じだと思うけれど。

 日本なんかは社会のシステムがますます複雑になって、この複雑さを読み解いて、間違った社会のシステムを直していくのはまだまだ時間が掛かりそうだけれども、キーワードはやっぱり「愛」だと思う。そして、基本は何にも変わっていないと思う。僕たちは僕たちが住むこの地球を、未来の子供たちのためにどうしていくべきかを学び、考えて、話し合い、出来ることから行動していくしかないんだと思う。

三澤真也フィリピンインドネシア感想001

 僕らもそろそろ未来を考えていかなければならない世代になったから、もう人任せではいられない。大人になるということは、成人したからとか、お金を自分で稼げるようになったからとか、セックスをするようになったからとかそういうことではないと思う。

 それらはそれだけでは自立ではなくて、寄生だと思う。社会に寄生しているだけで、あんまり気持ちのいいことじゃない。大人になるということは、自分たちの次の世代、それからまた次の世代も人間らしく生きられるためにどうすればいいかを考えて、そういう世界を育んでいくことだと思う。そのためには僕ら自身もいつでも風通しが良い、健全な精神を宿していなければならない。

 旅をすることや、二パフのツアーに参加することだけが、その当たり前に人間らしく生きるための手段ではないと思うけれども、僕にとっては今の社会に足をすくわれてしまいそうになったとき、日本の社会の外に出て、笑って暮らす違う社会の人々に接することは本当に救われる。
 
 今回も酒を飲みながら、そんな彼らの人間らしさを肌で感じた。そしてそんな中、解放された僕の魂はゆらゆらときらめきながら、僕は今の日本の社会システムに怒りを込めて、なんとかしなきゃと思った。それで、結局のところ、僕にできることは、表現することなのだと思う。たとえ僕の表現をひとりしか観てくれる人がいなくても 愛は、バイブレーションだから、伝達する。 

 まずは僕から笑わなきゃ。

三澤真也 Shinya Misawa
■参考資料:
参考資料1:artist file No.26 三澤真也 Shinya Misawa
参考資料2:ART-Letter07: 台湾レポート in TIPAF'07 三澤真也 Shinya Misawa
参考資料3:★◇Record:◇記録◇ NIPAF'07春:名古屋公演

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◇ART-Message > page | 【2007-05-01(Tue) 01:00:00】 | Trackback:(0) | Comments:(0)
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